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2017-07-19 ☆仙台銀行ビジネスクラブ主催「第2回 社長のセミナー」開催報告☆
2017-07-28更新
7月19日(水)本店9階講堂で、(株)経世論研究所 所長 三橋貴明氏をお招きし、第2回社長のセミナーを開催しました。55名(47社)の皆様にご参加頂きました。
【講演内容】
- 【生産】-【消費・投資】-【所得】は必ずイコールであり、これが「GDP」である。GDP減少と物価の下落により起こる現象を「デフレ」と言い、日本はバブル崩壊を機にデフレ状態となっている。
- 日本は、他国に比べインフラ整備が不足している。北陸新幹線の経済効果からも読み取れるように、日本各地域が経済成長をし、インフラ整備により各地域が結びつくことで日本経済の成長が期待できる。
- 日本は借金国と言われているが、対外国の実態は、借入610兆円:貸出960兆円=純資産350兆円であり、“世界一のお金持ち国家”なのである。「国の借金」=「政府の負債」である。デフレ状態である日本は、企業の設備投資や個人の借入が消極的になることによって銀行が国債を買うため、国債残高が増加し国債金利が下落している。
- 生産年齢人口(15〜64歳)が減少している現代において「生産性の向上」は不可欠であり、その為には4つの投資【@設備投資A人材投資B公共投資C技術投資】により改善策を見出せるのではないか。
<参加者様からのアンケートをご紹介致します>
- 経済についてとても良く分かり、ただただ不安になるのではなく対策を立てることもできるのではないかと思えるようになりました。
- 大変勉強になりました。今まで多くの講演を聞いてきましたが今日のセミナーが一番頭に入りました。これからの経営に活かしていきたいと思います。
- 三橋さんの話は、TVやインターネットでよく聞いているが、実際に目前で聞くと更に面白かったです。
- 銀行の借入に前向きになれる、人材投資・設備投資を思い切ってやろうという気持ちになれました。
ご参加頂きました皆様ありがとうございました。